【解説】サン=サーンス「死の舞踏」|真夜中に踊る骸の交響詩
真夜中、墓場で骸骨たちが踊り出す—— 「死の舞踏」は、フランスの作曲家サンサーンスが手がけた、7分ほどの短い交響詩です。 演奏時間こそ短いものの、鮮烈な音の情景が広がるこの作品。E線を半音下げたバイオリンソロや、木琴で表現された「骨の音」など、色彩豊かな工夫が随所にあります。 筆者 コンマスが独奏を掛け持つことも。2台のバイオリンを持ち替える場面が見られるかもしれません! この記事では、バイオリン […]
真夜中、墓場で骸骨たちが踊り出す—— 「死の舞踏」は、フランスの作曲家サンサーンスが手がけた、7分ほどの短い交響詩です。 演奏時間こそ短いものの、鮮烈な音の情景が広がるこの作品。E線を半音下げたバイオリンソロや、木琴で表現された「骨の音」など、色彩豊かな工夫が随所にあります。 筆者 コンマスが独奏を掛け持つことも。2台のバイオリンを持ち替える場面が見られるかもしれません! この記事では、バイオリン […]
シベリウスの数少ない弦楽四重奏曲——「内なる声(Voces intimae)」は、透明な響き・深い精神性が魅力の一曲です。 原題 Voces intimae には、「内面」と「親密さ」という二つの意味が込められています。そのため、日本語では「親愛なる声」と称されることも。しかしその音楽は、どこまでも静かに、深く沈んでいくような作曲者の声のようです。 筆者 個人的には「内なる声」のほうが、曲の印象 […]
「クラシック始めてみたいけど…音楽教室ってどれがいいの?」 「選ぶポイントを知りたい!」 楽器(バイオリンetc.)を始めたいけれど、東京や神奈川には教室が多すぎて、どこを選べばいいのか迷っていませんか? 「初心者でも安心?」「子供も通える?」と気になることは尽きません。 そこで今回は、バイオリン歴35年の筆者が実際に選びたいおすすめ音楽教室を2つご紹介します。 椿音楽教室 と シアーミュージック […]
華やかで端正、モーツァルトの隠れた傑作! モーツァルトの交響曲第36番「リンツ」は、知る人ぞ知る彼の名曲のひとつです。 この曲が書かれたのは1783年秋。たまたま立ち寄った地方都市リンツでの依頼をきっかけに作られた曲です。彼らしい豊かなアイデアと、整った構成力が魅力の音楽です! 筆者 この曲を知っていると「玄人感」を感じますね!笑 本記事では、バイオリン歴35年以上の筆者が、「リンツ」の作曲背景、 […]
流麗で、ダークな世界観の名曲—— メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第4番は、知名度こそ高くないものの、奥深い魅力を秘めた作品です。 麗しくも影のある旋律、四声の繊細な絡み合い。 そして、実はバイオリン協奏曲の前身ともいわれる構成——力強さが宿っているのです。 筆者 あの協奏曲の情熱を、弦楽四重奏曲でも楽しめます! この曲が書かれたのはメンデルスゾーンの充実期。彼が指揮者・作曲家として大きな成功を収 […]
読者 シアーミュージックの評判ってどうだろう。料金や講師の質は大丈夫? こんにちは。バイオリン歴35年のスノーと申します。 「シアーミュージック」は全国42か所に教室を構え、業界最大手のリーズナブルさと質の高いレッスンが評判の音楽教室。 また教室の空いているブースは使い放題なので、好きなだけ個人練習ができます。 筆者 通いやすくて続けやすいのが魅力です! この記事ではシアーミュージックの評判、料金 […]
晩年のモーツァルトによる、軽快でユーモラスな曲—— 「不協和音」というちょっとこわそうなタイトルとは裏腹に、この曲にはモーツァルトらしい軽やかさやユーモアがたっぷり詰まっています。 たしかに第1楽章の出だしは、誰が聴いても「えっ」と思うような不思議な響き。でもそれ以外は、思わず口ずさみたくなるような明るいメロディが続きます。 筆者 モーツァルトらしい洗練が感じられる、まさに晩年の名作です! この記 […]
「自分に合う音楽教室ってあるかな…?」 「何をポイントに選べばいいか知りたい!」 そんな方におすすめしたいのが、椿音楽教室です。 椿音楽教室は、クラシックに強く、初心者にもやさしいと評判の教室です。 60分の無料体験レッスンから気軽にスタートできるのが魅力。 さらに、楽器を持っていない方でも申し込めるので、安心して一歩を踏み出せます。 筆者 私の友人(音大卒)も、ここのバイオリン教室に登録していま […]
ベートーヴェンの《コリオラン》序曲は、8分という短い時間の中に、驚くほどのドラマが詰まっている傑作です。 この曲、「序曲」ではあるものの、オペラの導入ではなく、ある劇のために作られた単独作品です。 物語の主人公は、ローマの英雄コリオラヌス。祖国を追われ、敵軍を率いてローマへ迫るも、最後は母を守り命を落とす――という壮絶な悲劇です。そのドラマを、ベートーヴェンは10分足らずで描き切ってしまうのです。 […]
今回、北欧の名作2本をブラッシュアップしました。 シベリウスの交響曲第1番と交響曲第2番――これら2つの名曲解説記事を、大幅にリライトしました! ▼リライト済みの記事はこちら 作曲された背景や各楽章の特徴 演奏者視点での聴きどころ より分かりやすい構成・解説 を追加し、初めての方でも楽しめる内容に仕上げています。 北欧の雄大さ、涼しさを感じられるフィンランドの名曲たち。 ぜひご一読ください!