バイオリン弦・肩当て、室内楽曲、オーケストラ曲の紹介・解説をしています。興味があればご覧ください!

【解説】ハイドン/弦楽四重奏曲『皇帝』【ドイツ国歌の原点となった名曲】

初めてのチームにおすすめの弦楽四重奏曲はない? ハイドンって、曲が多すぎてどれを聴けばいいかわからない! ハイドンの代表作には、その曲調を示す副題が当てられています。 交響曲「時計」や「驚愕」などが代表的です。 今回の「皇帝」もその名のとおり、堂々・溌剌とした曲で、ひじょうに聴きやすいです。 また、演奏者としても充実感にあふれ、初めて組むチーム(上級者含む)にもおすすめです。 この記事では、バイオ […]

バイオリン弦レビュー|ヒルの特徴【ゾクゾクする美音のE線】

E線で、ゴールドブラカット以外におすすめはある? いま使っているE線が裏返っちゃう!なにか良い弦はないかな? 今回は、バイオリン弦「ヒル」を紹介します。 ヒルは、E線だけ展開されている弦です。 E線はバイオリン弦のなかでも特殊で、好み・楽器との相性が強く出ます。 なので、E線にはADG線と異なる弦を張る人も多いです。 ヒルは、E線のなかでも最高級の品質を持つ弦です。 少々高いですが、上級者に隠れた […]

【解説】ベートーヴェン/交響曲第9番(第九)【歓喜の歌が響く名曲】

第九のメロディは知っているけど、全体ではどんな曲なの? あの歌詞の元ネタはなんだろう? 日本では、年末に第九が必ず演奏されます。 あの大合唱のメロディは誰もが聴いたことがあるのではないでしょうか。 しかし第九は、あのメロディ以外にもさまざまなメッセージや仕掛けに溢れています。 ベートーヴェンの遺した最後の交響曲だけあり、強い意志が見られる曲なのです。 この記事では、バイオリン歴35年以上、コンクー […]

バイオリン弓の硬さによる違いとは?【堅い弓 vs 柔らかい弓】

新しい弓を買いたくて試奏していると、同じ値段でもいろいろな性格の弓に出くわします。 コシの強い弓 柔らかい弓 跳ねやすい弓 重い弓… 今回は、この中で「堅い弓」と「柔らかい弓」について焦点をあてます。 筆者は現在堅い弓を使っているのですが、実は柔らかい弓のほうが好きです。 筆者 以前は堅くてハリのある弓が好きでしたが、だんだん柔らかいほうへ好みが移っていきました! 今回は、値段やクオリティは同レベ […]

【解説】シベリウス/交響曲第1番【北欧の風が紡ぐ幻想詩】

北欧の作曲家…特にシベリウスの曲は、聴くだけで厳しい自然や、ドラマ、伝説性といったものが感じられます。 彼の交響曲第1番は、その最たるものかもしれません。その曲調のルーツは何なのでしょうか。  筆者 第2番のほうが有名ですが、第1番もより彼らしさを感じる名曲です! 今回は、バイオリン歴35年以上、コンクール歴ありの筆者が、シベリウスの交響曲第1番を紹介します。 この記事を読むと、彼のバックストーリ […]

バイオリン弦レビュー|ラーセン・ヴィルトゥオーゾの特徴【華やかで暖かい音色】

今回紹介するのは、ラーセン社の古参の弦、ラーセン・ヴィルトゥオーゾです。 多くの人が使っている「ピラストロ社」、「トマスティーク社」の弦とはまた違ったテイストが楽しめる弦です。  筆者 暖かく、澄んだ音色が好きな人に合うと思います! この記事を読むと、ラーセン・ヴィルトゥオーゾの音色、弾きやすさ、値段などの特徴が分かります。 ※ラーセン・ヴィルトゥオーゾにはミディアムとストロングがありますが、今回 […]

【解説】メンデルスゾーン/交響曲第3番『スコットランド』【旋律が紡ぐ歴史小説】

今回は、メンデルスゾーンの有名な交響曲「スコットランド」を紹介します。 メンデルスゾーンは速筆で、短い生涯のなかでもたくさんの曲を書きました。 しかし、この交響曲は彼が完成までになんと13年もかかったのです。 38歳の生涯の、21歳~33歳をかけた曲。 この記事を読むと、彼はなぜこの曲を書いたのか、人生になにがあったのかが分かります。  筆者 後半では、バイオリン弾きとしての視点も紹介します! [ […]

【解説】メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第6番【慟哭と激情の渦】

今回は、メンデルスゾーン最後の弦楽四重奏曲を紹介します。 メンデルスゾーンの曲といえば、「優雅」「高貴」なイメージが思い浮かびます。 しかし、この弦楽四重奏曲第6番はとても直接的で、激しい曲です。 以前の彼の作風からは考えられないほどに… この記事を読むと、なぜメンデルスゾーンはこの曲を作ったのか、彼の人生の最期にどんなことがあったのかが分かります。 簡単なまとめ 姉の死がもた […]

弦楽四重奏の名団体3選!【バイオリン歴35年以上が推薦】

この記事では、筆者がよく聴く、おすすめの弦楽四重奏団を紹介します。 今の時代、弦楽四重奏団はすごい数があります。 ひとつの曲のアルバムを検索すると、何十という団体がヒット…どれを聴けばいいか迷いますよね。 今回は、それらの団体のなかで、筆者が憧れる四重奏団や、面白いと思う四重奏団を3つ紹介します。 もし曲を聴くうえでこれらの四重奏団の演奏があったらぜひ聴いてみてください! おす […]

【解説】ドヴォルザーク/交響曲第6番【故郷の響きを刻んだ飛躍作】

ドヴォルザークの交響曲第6番。 この曲は、全体的に明るく、のびのびとした楽想です。 一方、ドヴォルザークの曲のなかでは、あまり有名ではありません。 しかし、彼の音楽を詳しく知るうえで、この曲はとても重要なのです。 この曲は、彼が意識的に民族音楽を交響曲に取り入れた最初の曲であり、また彼の名を国際的に広めるきっかけともなった曲でもあるのです。 第3楽章の「フリアント」をはじめ、独特な楽想も多く登場し […]