バイオリン弦・肩当て、室内楽曲、オーケストラ曲の紹介・解説をしています。興味があればご覧ください!

バイオリンのクロスは2枚使いが最強!効果的な日常メンテナンス法

バイオリンの手入れには、クロスでの拭き掃除が必須です。

そしてバイオリンをしっかりケアするためには、異なる用途に合わせて2枚のクロスを使い分けることをおすすめします。

ベテランの方はもちろん、初心者の方も使い分ける癖をつけておくとよいです!

この記事では、バイオリン歴35年以上の筆者が、バイオリンクロスを2枚持った方がよい理由などをお話しします。

簡単なまとめ

  • 松脂を拭く用と、手汗汚れを拭く用で分ける
  • なるべく面積が広く、洗えるものがよい
  • 専用クロスが一番おすすめ

クロスを使い分けるメリット

クロスを2枚使う理由は、松脂の汚れを拭く用と、それ以外を拭く用で分けるからです。

クロスが1枚しかないと、松脂汚れを拭いた後にそれを楽器全体に伸ばすことになります。
もはや逆効果ではないでしょうか。

これは自論ではなく、お世話になっている楽器店に行けば同じことを言われると思います!

  • 1枚で使う部分を分ければいいんじゃないの?

どの部分使ったかなんてすぐに忘れます。(経験談)

当日中であれば、クロスについた松脂汚れは白いので分かりやすいですが…
1~2日も経てば薄くなります。
「あれ?いつもどの部分で拭いてたっけ?まあいいや!」
となること請け合いです(笑)

…という訳で、クロスは2枚あったほうが良いです!

1枚は松脂拭き用に

1枚は松脂の除去用ブリッジ付近や、弓の内側を拭きます。

演奏後は、弓の木とバイオリンの弦や表板に、松脂が粉砂糖のような状態で付いています。
これらは数日放置すると取れなくなってしまいます。
練習後に必ず拭き取りましょう。

初心者は、指板の手前側にも松脂が付着していることがあります。(ボウイングが指板のほうへ逸れやすいため)
その場合は指板の松脂も忘れずに拭き取りましょう。

もう1枚は顎当てやネック、楽器全体用に

もう1枚のクロスは、バイオリン全体の拭き掃除に使います。

人間の手は結構汗をかいているのですが、演奏していると手の汗や皮脂が楽器に付着します。

これらを拭くために、大き目のクロスをおすすめします。

 
筆者
使い分けるだけでマイ楽器を長くメンテナンスできますよ!

バイオリン専用クロスがおすすめ

クロスの選定ですが、バイオリンを傷つけない素材が重要です。

最も安心なのは、楽器店で販売されている「バイオリン専用クロス」です。

専用クロスのメリットは次の3つです。

  • 楽器に優しい素材で安心
  • 長持ちする
  • 洗えるものが多い

なによりも安心して使えるのが大きいですね。

一方、100均で代用したい場合は、きめの細かいマイクロファイバー素材などを選びましょう。

個人的には、長持ちする専用クロスを買うのがトータルで良いと思います!

ちなみに…ティッシュやタオルはNGです。
あれらはきめが粗い上に、繊維が引っかかりやすいです。下手すると楽器を傷つけることにもつながります。
絶対に使わないようにしましょう!

筆者
昔、ハンドタオル使ってて楽器店で激怒りされている人を見ましたね…

補足:クリーナーは必要?

結論、クリーナー類はいらないです。

クリーナーは確かに綺麗になりますが…
研磨剤や溶剤が入っているので、使い方に注意を払うのです。

普段はクロス2枚で手入れ。
あとは年に1~2回メンテナンスに出す。
これで十分だと思います!

 
筆者
工房の方も「市販のクリーナーによるトラブルが多い」と言っています!

まとめ

  • 松脂を拭く用と、手汗汚れを拭く用で分ける
  • なるべく面積が広く、洗えるものがよい
  • 専用クロスが一番おすすめ

どんな楽器でも、良い音を保つための手入れは必須です。

クロス2枚を使い分けるのは簡単でコスパも良いと思います!

1枚しか使っていない人はぜひ検討してください。