【「傑作の森」の活力あふれる作品!】ベートーヴェン/交響曲第4番 解説

ベートーヴェンの第4番はあまり聞いたことがないけれど、どんな曲なのだろう? 弾くにあたって時代背景を知っておきたい! ベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』、第5番『運命』は有名な曲ですね。 実は、その間に位置する交響曲第4番も、とても魅力的な曲なのです。 後世のメンデルスゾーンは、ベートーヴェンの交響曲第4番が大好きで自筆譜を持っていたほどです。シューマンもまた、同じように絶賛しています。  クロ […]

【骨太でパワフルな音!】2023年新作のバイオリン弦「ダイナモ」特徴を紹介

 最近発売された「ダイナモ」って、ほかの弦と比べてどんな音質だろう?  使ったことがある人の意見や評判が聞きたい! 2023年、バイオリン弦に「ダイナモ」という弦が誕生しました。新作の弦ということで、どんな音色か気になる人も多いのではないでしょうか? 私は、ダイナモを3月から1年ほど使いましたが、最新作にふさわしい分厚さとパワフルさを兼ねそろえた音でした。 タクマ(筆者) 芯の太さが魅力的な弦です […]

【肩当て低め派・なし派におすすめ】次世代のハイクラス肩当て「Homare」(ホマレ)レビュー

肩当てって、値段によって何が違うんだろう・・・? 低めの肩当てで良いやつが知りたい! 自分に合う肩当てを探し、悩んでいる人は多いのではないでしょうか? プロオケ奏者の方が、この問題に向き合って、みずから開発した肩当てがあります。今回紹介する「Homare – ホマレ」です。 私はホマレを1年ほど使用し、その装着感と音質のよさは素晴らしいと感じました。 タクマ(筆者) ほかの商品とは一線を画す肩当て […]

【初期作品ながら非常に高い完成度!】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第1~6番 解説

ベートーヴェンが好きなのだけれど、おすすめの曲はある? 初めてでも取り組みやすいカルテット作品はないかな? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全部で16曲あり、うち1~6番は初期作品といわれます。 初期作品といえど、これら6曲は素晴らしい仕上がりとなっています。彼はほかの作曲家と比べて、十分な実力を付けてから弦楽四重奏曲に取り掛かったためです。 ですので、これらの作品を聴き比べるのも楽しいですし、初め […]

【弦楽四重奏曲最高レベルの傑作】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第7~9番「ラズモフスキー」解説

ラズモフスキーはどんな経緯で作曲されたのだろう? 第7~9番のなかでおすすめはある? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全16曲。その中でも花形といわれるのが、「ラズモフスキー三部作」と呼ばれる第7~9番です。 クロ(筆者) 演奏者としても憧れの作品です! この記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール入賞歴ありの筆者が、ベートーヴェン・弦楽四重奏曲第7~9番「ラズモフスキー」について紹介します。 […]

【若かりしベートーヴェンの、初の弦楽四重奏曲】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第3番の解説

ベートーヴェンの曲って小難しそうなイメージがあるけれど、聴きやすいものはない? 初めてベートーヴェンの弦楽四重奏曲を弾くのだけれど、おすすめの曲はある? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番は、非常に伸びやかで聴きやすい作品です。 ハイドンやモーツァルトの作曲様式を忠実に継承しており、とても分かりやすい曲調です。 軽い気持ちで聴くことができ、また、初めてカルテットを弾く人にもおすすめです。 クロ(筆 […]

【難聴による絶望から立ち直った、エネルギーあふれる作品】ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」解説

ベートーヴェンの英雄・・・作品名はよく聞くけれど、どんな曲なんだろう? 弾くにあたって時代背景を知っておきたい! ベートーヴェンの交響曲と言われて誰もがパッと思いつくのは、「運命」や「第九」です。 しかし、今回紹介する「英雄」も、これらに負けないくらい大切な曲です。 というのも、それまでのクラシック音楽の概念を壊したと言われるほど、クラシックの歴史にとって重要な曲だからです! タクマ(筆者) ベー […]

【急激な難聴による、絶望】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第4番の解説

ベートーヴェンの弦楽四重奏で、格好よくて弾きやすいやつはない? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全部で16曲あり、曲調も難易度もピンキリです。 今回紹介する第4番は、とても格好よく聴き映えがします。一方で、基本に忠実な曲構成をしており、カルテット初心者にもおすすめです。 クロ 筆者のクロも、初めて弾いた室内楽曲はこの第4番でした! この記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール入賞歴ありの筆者が、 […]

軽さと耐久性を求める人に最適!バイオリンケース「カーボンマック」(スリム/サテン)特徴を紹介

持ち運びやすくて、なるべく頑丈なバイオリンケースはないかな? カーボンマックは、軽量で剛性の高いカーボンファイバーを素材に使用した、とても強度の高いケースです。 タクマ 筆者のタクマもこのカーボンマックを使っています! この記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール入賞歴ありの筆者が、カーボンマックの特徴を紹介・レビューします。 この記事を読むと、カーボンマックの長所、短所、評判と実際との差など […]

【丁寧な音作りをする人に最適!】柔らかいバイオリン弦「Ti」特徴、弾きごこちなどをレビュー

 新しい弦を試したいけど、最近の弦はハリのあるものばかりだなあ・・・  落ち着いた味わいで、操作性も良い弦はないかな? Tiは、最近のバイオリン弦のなかでは柔らかく、特にオーケストラ・室内楽奏者におすすめです。  クロ 筆者のクロも現在はTiを使用しています! この記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール歴ありの筆者が、Tiの音色、操作性、コストパフォーマンスなどを紹介・レビューします。この記 […]