バイオリン弦・肩当て、室内楽曲、オーケストラ曲の紹介・解説をしています。興味があればご覧ください!

【解説】R.シュトラウス『ドン・ファン』|究極の愛を追い求めた英雄譚

今回は、音楽史終盤の作曲家、リヒャルト・シュトラウスの曲を紹介します。 この時代には重厚な作品が多いですが、一方でリヒャルトの曲は華やかでスピード感があり、初めて聴く人にもおすすめできます。  筆者 今回のドンファンは初期作品のため、比較的取っつきやすいです! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール歴ありの筆者が、ドンファンの魅力やバックストーリーを紹介します。 [outline […]

弦楽四重奏の実力アップに!堅実に取り組める17曲

カルテットをやろう!となったときに、「最初の一曲」に向いた曲・向いていない曲があります。 端的に言うと、調性がシンプルな曲、お互いの役割が分かりやすい曲がおすすめです。 なぜなら、初結成だとお互いの音程感・バランス・リズム感などが分かっていないからです。(これはたとえ上級者の方同士でも、同じことが言えます) 「高い完成度を目指したい!」「上手なチームにしたい!」こういった目標の方は、この記事の曲か […]

【解説】メンデルスゾーン/弦楽五重奏曲第1番【親友を偲ぶ音の記憶】

今回は、メンデルスゾーンのひとつめの弦楽五重奏曲をご紹介します。 メンデルスゾーンだと、弦楽四重奏・八重奏は有名ですが、「弦楽五重奏曲なんてあったの!?」と思われる方もいるかもしれません。 その実、私も演奏するまで知りませんでした笑 彼の弦楽五重奏は2曲ありますが、ともに隠れた名曲です。 この第1番は彼が若いときに作られました。楽しさと穏やかさ、両方が楽しめる良い曲です。ただし、裏には「親友の死」 […]

【運動オンチでも大丈夫?】楽器演奏に運動神経は必要か

「楽器の演奏と、運動神経・運動能力って関係あるのかな」と悩む人は多いです。 楽器をやったことがない人はもちろん、楽器をやっている人で運動オンチな人はもっと悩むと思います。 ここでは、運動と楽器演奏の関係性について、バイオリン歴35年以上の筆者が考えます。  筆者 経験ベースの話なのでご承知おきください! 簡単なまとめ 楽器に必要な運動神経は、楽器をやっていれば身に付く ただし、 […]

【解説】シベリウス/交響曲第2番【南国の空と北欧の響き】

この記事では、バイオリン歴35年以上、コンクール歴ありの筆者が、シベリウスの交響曲第2番を紹介します。 第2番は、シベリウスがイタリア旅行中に作曲されました。 そのため、彼特有のドラマチックさに加え、イタリアに影響されたような晴れやかな雰囲気が特徴です。 一方で、対比のように陰鬱とした部分もあるのが面白いです。  筆者 とても聴きやすいため、彼の交響曲では最もよく演奏されます! この記事を読むと、 […]

バイオリン弦レビュー|ヴィオリーノの特徴【優しく暖かみのある音】

落ちついた味わいの弦はないかな? 指が痛くなりやすくて…押さえやすい弦ってない? この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール出場歴ありの筆者が、ヴィオリーノ(ビオリーノ)の特徴・弾きごこちをレビューします。 ヴィオリーノは、暖かい音色と、分かりやすい発音で評価の高い弦です。 また、張力がゆるいため、弦を押さえやすく、余計な力が入りません。 このため、上級者はもちろん、初心者や、指が痛 […]

【解説】ハイドン/弦楽四重奏曲『日の出』【晩年の輝きと創造の自由】

今回は、ハイドン晩年の弦楽四重奏曲「日の出」を紹介します。 「日の出」は、冒頭…朝霧のなかを、日が立ち昇るようなメロディーで有名です。 ↑古い録音のため聴きづらいかもしれません! 全体的には、優雅。そして少し余裕のある曲調。 明るくて、ちょっと温かい気分になりたいときにピッタリの曲です! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外コンクール出場歴ありの筆者が、「日の出」のバックストーリーや魅力を解 […]

気軽に聴ける&弾ける!弦楽室内楽16選【前半プロにも◎】

この記事では、短い室内楽曲(弦楽)…1楽章につき数分、全曲でも20-30分以内の曲を紹介します。 室内楽というと、長くて敷居の高いイメージがありますが… 心躍るような軽快な曲や、ユーモアにとんだものも多いのです。 また、曲によっては、雰囲気を示す「副題」が付いて選びやすくなっています。 初めて聴く人は、これらの曲から聴いてみると楽しいと思います。 また、演奏者として短い曲を探している人にも参考にな […]

【解説】エルガー『威風堂々』【英国が誇る壮麗な行進曲】

エルガーの作品ってどんな特徴があるんだろう? 入学式や卒業式でよく流れる、あの曲の成り立ちを知りたい! この記事では、バイオリン歴35年以上の筆者が、エルガー「威風堂々」を紹介します。 この曲の中間部は、「希望と栄光の国」-Land of hope and glory- の別題があります。 イギリスで最も有名な管弦楽曲で、日本でも入学式・卒業式でよく演奏されます。 ちなみに…威風堂々は筆者が人生で […]

クラシック音楽の衣装選び【歴史と機能性のバランスを探る】

クラシックの演奏会では、男性は燕尾服や礼服を着用しています。 サロンコンサートだと、女性がロングドレスを着用している姿も見かけます。 しかし、これらの服装は必ずしも演奏者にとって弾きやすいものではありません。 最近は黒シャツ黒ズボン・黒ブラウスなどでの演奏も増えてきました。 今回は、クラシックの正装はなにが由来なのか、演奏者にとって弾きやすい服装はなんなのか、筆者の考えを書きます。  筆者 発表会 […]