【解説】ハイドン/弦楽四重奏曲『皇帝』【ドイツ国歌の原点となった名曲】
初めてのチームにおすすめの弦楽四重奏曲はない? ハイドンって、曲が多すぎてどれを聴けばいいかわからない! ハイドンの代表作には、その曲調を示す副題が当てられています。 交響曲「時計」や「驚愕」などが代表的です。 今回の「皇帝」もその名のとおり、堂々・溌剌とした曲で、ひじょうに聴きやすいです。 また、演奏者としても充実感にあふれ、初めて組むチーム(上級者含む)にもおすすめです。 この記事では、バイオ […]
初めてのチームにおすすめの弦楽四重奏曲はない? ハイドンって、曲が多すぎてどれを聴けばいいかわからない! ハイドンの代表作には、その曲調を示す副題が当てられています。 交響曲「時計」や「驚愕」などが代表的です。 今回の「皇帝」もその名のとおり、堂々・溌剌とした曲で、ひじょうに聴きやすいです。 また、演奏者としても充実感にあふれ、初めて組むチーム(上級者含む)にもおすすめです。 この記事では、バイオ […]
今回は、メンデルスゾーン最後の弦楽四重奏曲を紹介します。 メンデルスゾーンの曲といえば、「優雅」「高貴」なイメージが思い浮かびます。 しかし、この弦楽四重奏曲第6番はとても直接的で、激しい曲です。 以前の彼の作風からは考えられないほどに… この記事を読むと、なぜメンデルスゾーンはこの曲を作ったのか、彼の人生の最期にどんなことがあったのかが分かります。 簡単なまとめ 姉の死がもた […]
この記事では、筆者がよく聴く、おすすめの弦楽四重奏団を紹介します。 今の時代、弦楽四重奏団はすごい数があります。 ひとつの曲のアルバムを検索すると、何十という団体がヒット…どれを聴けばいいか迷いますよね。 今回は、それらの団体のなかで、筆者が憧れる四重奏団や、面白いと思う四重奏団を3つ紹介します。 もし曲を聴くうえでこれらの四重奏団の演奏があったらぜひ聴いてみてください! おす […]
チャイコフスキーは、生涯でたくさんの交響曲・管弦楽曲を生み出しましたが、室内楽曲に関しては寡作でした。 弦楽室内楽曲で有名なものだと、弦楽四重奏曲第1番(アンダンテ・カンタービレで有名)、弦楽セレナーデ、そして本作「フィレンツェの想い出」くらいです。 この「フィレンツェの想い出」は、そんな数少ない室内楽曲でありながら、晩年のチャイコフスキーの知恵と技術が詰まった、とても響き豊かな作品です。 この記 […]
チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番。 「アンダンテ・カンタービレ」という美しい楽章で有名です。 アンダンテ・カンタービレはもちろんですが、実はそれ以外の部分も素敵な曲なのです。また、後半部分には舞曲的で楽しい要素もあります。 全体的には、美しさと情熱のバランスが取れた麗しい曲です。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番について解説します […]
テルツェットは、ドヴォルザークの室内楽曲のひとつで、バイオリン2本とビオラによる珍しいトリオの曲です。 この曲は、ドヴォルザーク自らが知人と演奏するために作られました。 そのため、鑑賞としてはもちろん、「演奏する楽しさ」にも満ちあふれた素敵な曲です。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ドヴォルザーク/テルツェットについて解説します。 ドヴォルザークの人物像や、この曲のバッ […]
弦楽四重奏曲第10番「ハープ」・第11番「セリオーソ」は、ベートーヴェンの中期作品群…「傑作の森」の終盤に作られた曲です。 この2曲は、ベートーヴェン30代の劇的なドラマを乗り越えて作られた、いくぶん大人びた作品たちです。 彼の中期作品のなかでは比較的コンパクトで、聴きやすく、隠れたファンも多いです。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番 […]
弦楽四重奏曲第13番・第14番は、ドヴォルザークがアメリカ滞在で精神疲労を起こしたあと、故郷に帰って心の回復とともに書かれた曲です。 故郷ボヘミアの空気をたっぷり味わうかのような曲調。そして晩年のドヴォルザークによる円熟した技法です。 2曲とも知名度は低いかもしれませんが、素晴らしい名曲なのです。個人的には、前作の第12番「アメリカ」と同じくらい有名になってほしいです。 この記事では、バイオリン歴 […]
ドヴォルザークの「アメリカ」。弦楽四重奏曲のなかで10本の指に入るほど有名な曲です。 この曲は、晩年のドヴォルザークが、スピルヴィルというアメリカの景勝地で過ごしているときの作品です。 ドヴォルザークらしさがあふれ出た、実にのびのびとした曲です。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲「アメリカ」について解説します。 「アメリカ」にはどういったバッ […]
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲で聴きやすいものはない? 心にしみるような曲を知りたい・・・ メンデルスゾーンで有名な曲といえば、「真夏の夜の夢」「交響曲スコットランド・イタリア」「弦楽八重奏曲」が挙げられます。 これらに比べると、弦楽四重奏曲第1番はさほど有名ではないかもしれません。 しかし、とても素敵な曲なのです。 曲全体を端的に表すと、とても芳醇で柔らかい作品です。 筆者 20歳の青年が作っ […]