バイオリン弦・肩当て、室内楽曲、オーケストラ曲の紹介・解説をしています。興味があればご覧ください!

【解説】チャイコフスキー/弦楽六重奏曲『フィレンツェの想い出』【晩年の情熱、絢爛たる旋律】

チャイコフスキーは、生涯でたくさんの交響曲・管弦楽曲を生み出しましたが、室内楽曲に関しては寡作でした。 弦楽室内楽曲で有名なものだと、弦楽四重奏曲第1番(アンダンテ・カンタービレで有名)、弦楽セレナーデ、そして本作「フィレンツェの想い出」くらいです。 この「フィレンツェの想い出」は、そんな数少ない室内楽曲でありながら、晩年のチャイコフスキーの知恵と技術が詰まった、とても響き豊かな作品です。 この記 […]

【解説】チャイコフスキー/交響曲第4番【心を貫く運命の旋律】

チャイコフスキーの交響曲第4番。演奏者の間では「チャイ4」とよく略されます。 とてもドラマチック・劇的な曲調で、多くの人に好まれる曲ですね。 実は、チャイ4はチャイコフスキーの人生観を知るためにとても重要な曲です。 チャイコフスキーは、自分の価値観…とくに人生観を、彼の後期三つの交響曲に作曲という形で示しています。 中でもチャイ4は、チャイコフスキー自身の遺した手紙のなかで主な楽想が告白されていま […]

【5年愛用レビュー】軽くて丈夫・コンパクトなおすすめ譜面台!ヤマハMS-260AL

 軽くて丈夫な譜面台はない?  できれば立って弾けるとうれしい! そんな方におすすめなのが、ヤマハの譜面台《MS-260AL》。筆者が5年近く愛用している、軽さ・安定感・コンパクト性の三拍子そろった一本です。ソロやオーケストラ、吹奏楽でも使いやすく、まさに「優等生」です! 筆者 数年使っているのに全然壊れません!超優秀! この記事では、演奏歴35年以上の筆者が、MS-260ALの特徴、メリット、デ […]

【解説】チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番【歌うように響く名旋律】

チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番。 「アンダンテ・カンタービレ」という美しい楽章で有名です。 アンダンテ・カンタービレはもちろんですが、実はそれ以外の部分も素敵な曲なのです。また、後半部分には舞曲的で楽しい要素もあります。 全体的には、美しさと情熱のバランスが取れた麗しい曲です。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番について解説します […]

【解説】ドヴォルザーク/テルツェット【チェロなしで響く美しい三重奏】

テルツェットは、ドヴォルザークの室内楽曲のひとつで、バイオリン2本とビオラによる珍しいトリオの曲です。 この曲は、ドヴォルザーク自らが知人と演奏するために作られました。 そのため、鑑賞としてはもちろん、「演奏する楽しさ」にも満ちあふれた素敵な曲です。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ドヴォルザーク/テルツェットについて解説します。 ドヴォルザークの人物像や、この曲のバッ […]

【解説】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲『ハープ』&『セリオーソ』【心の奥に響く美と厳粛】

弦楽四重奏曲第10番「ハープ」・第11番「セリオーソ」は、ベートーヴェンの中期作品群…「傑作の森」の終盤に作られた曲です。 この2曲は、ベートーヴェン30代の劇的なドラマを乗り越えて作られた、いくぶん大人びた作品たちです。 彼の中期作品のなかでは比較的コンパクトで、聴きやすく、隠れたファンも多いです。 この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番 […]

バイオリン弦レビュー|オリーブの魅力【伝統と深み、ガット弦の最高峰】

バイオリン弾きなら一度は経験したい、ガット弦の最高峰。 オリーブは、深み・艶・繊細さを極めたトップクラスのバイオリン弦です。豊かな倍音、吸い付くような弾き心地、そしてノイズのない洗練された音色――ガット弦ならではの魅力を、ここまで高めた弦は他にありません。 値段は決して安くありませんが、「音色で妥協したくない人」にとっては間違いなく候補になる逸品。 本記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール歴 […]

【解説】ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第13・14番【望郷の想いと安らぎ】

弦楽四重奏曲第13番・第14番は、ドヴォルザークがアメリカ滞在で精神疲労を起こしたあと、故郷に帰って心の回復とともに書かれた曲です。 故郷ボヘミアの空気をたっぷり味わうかのような曲調。そして晩年のドヴォルザークによる円熟した技法です。 2曲とも知名度は低いかもしれませんが、素晴らしい名曲なのです。個人的には、前作の第12番「アメリカ」と同じくらい有名になってほしいです。 この記事では、バイオリン歴 […]

【解説】ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲「アメリカ」【心を休めたスピルヴィルの夏】

『アメリカ四重奏曲』って、どこが“アメリカ”なの? 演奏するのは難しい?初めてでも大丈夫? 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」は、ドヴォルザークがアメリカで過ごした夏休みに生まれた作品です。ドヴォルザークらしさがあふれ出る、のびのびとした雰囲気が魅力。さらに、現地ならではの民族音楽も色濃く反映されています。 筆者 心を掴むような旋律で、とても人気の名作です! この記事では、バイオリン歴35年以上・ビ […]

iPad Proで楽譜運用!電子楽譜のリアルなメリット・デメリット

電子楽譜にするか迷っている音楽家のみなさん、 iPad Pro、めちゃくちゃおすすめです。 導入コストはやや高めですが、紙楽譜に戻れないレベルで快適になります。 私は約3年前にiPad Proを導入し、紙の山から完全に解放されました。暗いステージでも楽々見えるし、膨大な楽譜を1台に収めて持ち歩ける手軽さも抜群。練習・本番ともに、演奏に集中できる環境が手に入ります。 この記事では、バイオリン歴30年 […]