バイオリン弦・肩当て、室内楽曲、オーケストラ曲の紹介・解説をしています。興味があればご覧ください!

【解説】ベートーヴェン/交響曲第4番【“英雄”と“運命”の間に生まれた名作】

ベートーヴェンの第4番はあまり聞いたことがないけれど、どんな曲なのだろう? 弾くにあたって時代背景を知っておきたい! ベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』、第5番『運命』は有名な曲ですね。 実は、その間に位置する交響曲第4番も、とても魅力的な曲なのです。 後世のメンデルスゾーンは、ベートーヴェンの交響曲第4番が大好きで自筆譜を持っていたほどです。シューマンもまた、同じように絶賛しています。 筆者 […]

バイオリン弦「ダイナモ」徹底レビュー|分厚い音が魅力の大型ルーキー!

 ダイナモっていう新しめの弦…どんな音だろう?  価格に見合う価値はあるの? ダイナモは、芯が厚く、深みのある音が魅力のバイオリン弦。 私自身、1年以上使ってきましたが—— 新作弦では一番おすすめできる弦です! 大きな特徴は「太さ」「反応のよさ」。さらに、弓圧を掛けると深くなります。 筆者 すべての弦でも上位に入るくらい、ダイナモは特におすすめです! この記事では、バイオリン歴35年・コンクール入 […]

バイオリン肩当てレビュー|Homare-ホマレ【次世代のハイクラスモデル】

 高級な肩当てって、どんなところが違うの?  低めの設計で、音がきれいに響く肩当てがほしい! そんな方にこそ知ってほしいのが、プロオケ奏者が開発した肩当て「Homare(ホマレ)」です。 「肩当て=音がこもる」という悩みに真正面から向き合い、音質・フィット感・デザイン性すべてを高水準で実現した逸品です。 私自身も1年ほど使用しており、装着感の自由さと音の抜けの良さには驚きました。高価ではありますが […]

【革命の始まり】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第1〜6番を解説

ベートーヴェンが好きなのだけれど、おすすめの曲はある? 初めてでも取り組みやすいカルテット作品はないかな? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全部で16曲あり、うち1~6番は初期作品といわれます。 初期作品といえど、これら6曲は素晴らしい仕上がりとなっています。彼はほかの作曲家と比べて、十分な実力を付けてから弦楽四重奏曲に取り掛かったためです。 ですので、これらの作品を聴き比べるのも楽しいですし、初め […]

【解説】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第7〜9番「ラズモフスキー」の魅力

ラズモフスキーはどんな経緯で作曲されたのだろう? 第7~9番のなかでおすすめはある? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全16曲。その中でも花形といわれるのが、「ラズモフスキー三部作」と呼ばれる第7~9番です。 筆者 演奏者としても憧れの作品です! この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ベートーヴェン・弦楽四重奏曲第7~9番「ラズモフスキー」について紹介します。 この記事を読むと […]

【解説】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第3番【若き才能が輝く初期作】

ベートーヴェンの曲って小難しそうなイメージがあるけれど、聴きやすいものはない? 初めてベートーヴェンの弦楽四重奏曲を弾くのだけれど、おすすめの曲はある? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番は、非常に伸びやかで聴きやすい作品です。 ハイドンやモーツァルトの作曲様式を忠実に継承しており、とても分かりやすい曲調です。 軽い気持ちで聴くことができ、また、初めてカルテットを弾く人にもおすすめです。 筆者 若 […]

【遺書から生まれた革命】ベートーヴェン「英雄」徹底解説!

ベートーヴェンの英雄・・・作品名はよく聞くけれど、どんな曲なんだろう? 弾くにあたって時代背景を知っておきたい! ベートーヴェンの交響曲と言われて誰もがパッと思いつくのは、「運命」や「第九」です。 しかし、今回紹介する「英雄」も、これらに負けないくらい大切な曲です。 というのも、それまでのクラシック音楽の概念を壊したと言われるほど、クラシックの歴史にとって重要な曲だからです! 筆者 ベートーヴェン […]

【解説】ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第4番【絶望の暗闇を疾走する音楽】

ベートーヴェンの弦楽四重奏で、格好よくて弾きやすいやつはない? ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全部で16曲あり、曲調も難易度もピンキリです。 今回紹介する第4番は、とても格好よく聴き映えがします。一方で、基本に忠実な曲構成をしており、カルテット初心者にもおすすめです。  筆者 筆者も、初めてまともに弾いた室内楽曲はこの第4番でした! この記事では、バイオリン歴35年以上・ビオラ歴ありの筆者が、ベー […]

【機能性抜群】カーボンマックのバイオリンケース徹底レビュー&評判

 軽くて頑丈なバイオリンケースが欲しい…!  長距離移動でも疲れないケースってある? そんな方におすすめなのが、「Carbon Mac(カーボンマック)」です。 このケースは、鉄に近い強度を持ちながら、わずか約1.6kgという驚きの軽さを実現。見た目もスマートで、プロ・アマ問わず評判が高まっています。筆者も実際に使用中のケースです!  筆者 「軽さ・強さ・携帯性」のすべてが高水準。機能のよさを求め […]

バイオリン弦「Ti」レビュー【柔らかく広がる音が魅力!】

音空間に優しく広がる、甘い響き! Ti(ティーアイ)は、近年までヨーロッパにしか流通していなかった、隠れたバイオリン弦です。 モダンな弦ではめずらしく、柔らかく広がるような鳴りが特徴的。 特に、オーケストラや室内楽で「空間を充実させる音」を求める人にうってつけの弦です! さらにコストパフォーマンスも優秀。これだけのクオリティなのにお財布にも優しい弦です。  筆者 じんわり広がる音が好きな人にはぜひ […]