【厳選】かっこいい室内楽4選|クラシックのイメージが変わる!おすすめ弦楽四重奏曲
「室内楽って、地味。」そんなイメージを持っていませんか? 人数も少ないし、派手な演出もない。なんだかオーケストラより地味な気がする―― でも実は、室内楽には“かっこよさ”がギュッと詰まっているんです!少人数だからこそ、一人ひとりが主役。息を呑むような緊張感、ぶつかり合う音、演奏者の熱気がひしひしと伝わってきます。 筆者 室内楽は、演奏者の本気のぶつかり合いなんです! 今回は、歴35年以上のバイオ […]
※ 弦楽器の室内楽曲を紹介しています。
<プレイヤー向け>
<コンセプト別まとめ>
<ハイドン>
<モーツァルト>
<ベートーヴェン>
<メンデルスゾーン>
<シューベルト>
<ブラームス>
<ドヴォルザーク>
<チャイコフスキー>
<その他>
「室内楽って、地味。」そんなイメージを持っていませんか? 人数も少ないし、派手な演出もない。なんだかオーケストラより地味な気がする―― でも実は、室内楽には“かっこよさ”がギュッと詰まっているんです!少人数だからこそ、一人ひとりが主役。息を呑むような緊張感、ぶつかり合う音、演奏者の熱気がひしひしと伝わってきます。 筆者 室内楽は、演奏者の本気のぶつかり合いなんです! 今回は、歴35年以上のバイオ […]
モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番《狩》。その明るく親しみやすい響きは、今も多くの人に愛されています。 けれどこの曲、ただ楽しいだけではありません。背景には、モーツァルトが師と仰ぐハイドンへの敬意。そして、古典様式のなかで新しさを模索した努力も感じられます。 冒頭のフレーズは「狩りの角笛」を思わせる力強さ。聴くだけでも十分楽しめますが、譜面をのぞいてみると…? 筆者 モーツァルトって、見た目より […]
死の影を感じながらも、創作への意欲は衰えなかった――そんな時期に生まれたのが、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番《死と乙女》。 弦楽四重奏という四人の対話の中で、深い感情と緊張がぶつかり合う劇的な傑作です。自身の歌曲《死と乙女》の旋律を引用し、生と死の境界を彷徨うような音楽が描かれています。 筆者 聴き手の心をグワッと掴むような音楽です…! 本記事では、作曲の背景から曲全体の構成、各楽章の聴きど […]
「ラ・レ・ミ・ラ」――このわずか4音の旋律が、全楽章を貫く原動力。ハイドンの弦楽四重奏曲第76番《五度》Op.76-2。本曲は、格式高くもどこか冷徹な世界を描き出しています。 作曲されたのは1797年――まさに古典派の様式が完成し、のちの音楽が築かれる土台が整った時代。この作品は、「短調曲の王道」とも呼べる完成度を誇ります。 本記事では、バイオリン歴35年以上の筆者が、この《五度》の魅力と演奏の面 […]
ブラームスの弦楽六重奏曲第2番は、彼の中でも非常にロマンチックな名作です。柔和で幻想的ともいえる音楽のなかに、想いを馳せるような情熱の調べが歌われます。 この曲には、彼の恋人への思い出が込められていると言われています。極度な引っ込み思案だった彼が、内に秘めたる感情を注ぎ込んだ…とても魅力的ですね。 本記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの筆者が、この曲の魅力を解説。作曲の […]
今回は、メンデルスゾーン後期の弦楽五重奏曲をご紹介します。 彼の弦楽五重奏は2曲ありますが、ともに隠れた名曲です。 この第2番は、晩年…フランクフルトでの静養中に書かれました。とても充実した曲調で、これまでのさまざまな経験が表れているようです。 この記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール歴ありの筆者が、弦楽五重奏曲第2番の特徴を紹介します。 簡単なまとめ 後期作品 フラン […]
モーツァルトには、弦楽四重奏曲にも名曲が沢山あります! この弦楽四重奏曲「春」は、まるで生命の息吹を感じるよう。また、楽想が泉のようにあふれ出る、想像力豊かな曲です。 彼の敬愛する師をはじめ、さまざまな出会いと探求が表れたかのようです! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの筆者が、モーツァルトの弦楽四重奏曲「春」を解説します。 簡単なまとめ 「ハ […]
今回は、ドイツ名作曲家の一角、ブラームスの室内楽を紹介します。 弦楽六重奏曲第1番は、彼の作品の中でも特にのびのびとして聴きやすいです! その裏で、ブラームスは演奏難度の高い作曲家ですが…本曲はわりと平明で親しみやすく、演奏者としてもおすすめです! 筆者 六重奏の充実した響きを楽しみたいなら、ぜひおすすめです! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの筆者が、弦楽六重奏 […]
この記事では、やりがいがあっておすすめの弦楽四重奏曲を紹介します。有名な曲も多く、非常に聴き映えします!一方、技術・アンサンブル面ではけっこう難しいです。お互いに勝手の分かる人でやることをおすすめします! 筆者 ベテランの方は、これらの楽しい曲にじゃんじゃん取り組んではいかがでしょうか! ※初めてのチームにおすすめの曲(17選)はこちら 概要 やりがいのある室内楽曲(弦楽) […]
今回は、ハイドンの中後期作品を紹介します。 「ひばり」の副題が付いているように、澄んだ青空を舞うような曲です。 この年は、ハイドンが強く自由を求め、それが少し叶った時期でもあります。まるで本人の願望が曲に現れたかのようです。 全体としても短く、気軽に聴ける・弾ける曲で、ひじょうにおすすめです!(1stは若干技術が要りますが…笑) この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの […]