バイオリン弦・肩当て、室内楽曲、オーケストラ曲の紹介・解説をしています。興味があればご覧ください!
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室内楽曲の紹介

 

※ 弦楽器の室内楽曲を紹介しています。

<プレイヤー向け>


<コンセプト別まとめ>


<ハイドン>


<モーツァルト>


<ベートーヴェン>


<メンデルスゾーン>


<ブラームス>


<ドヴォルザーク>

<チャイコフスキー>

 

秘めた想いが歌になる ― ブラームス/弦楽六重奏曲第2番の魅力

ブラームスの弦楽六重奏曲第2番は、彼の中でも非常にロマンチックな名作です。柔和で幻想的ともいえる音楽のなかに、想いを馳せるような情熱の調べが歌われます。 この曲には、彼の恋人への思い出が込められていると言われています。極度な引っ込み思案だった彼が、内に秘めたる感情を注ぎ込んだ…とても魅力的ですね。 本記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの筆者が、この曲の魅力を解説。作曲の […]

【解説】メンデルスゾーン 弦楽五重奏曲第2番|活力みなぎる名曲!

今回は、メンデルスゾーン後期の弦楽五重奏曲をご紹介します。 彼の弦楽五重奏は2曲ありますが、ともに隠れた名曲です。 この第2番は、晩年…フランクフルトでの静養中に書かれました。とても充実した曲調で、これまでのさまざまな経験が表れているようです。 この記事では、バイオリン歴35年以上・コンクール歴ありの筆者が、弦楽五重奏曲第2番の特徴を紹介します。 簡単なまとめ 後期作品 フラン […]

【楽想の花畑】モーツァルト 弦楽四重奏曲第14番『春』の魅力とは?

モーツァルトには、弦楽四重奏曲にも名曲が沢山あります! この弦楽四重奏曲「春」は、まるで生命の息吹を感じるよう。また、楽想が泉のようにあふれ出る、想像力豊かな曲です。 彼の敬愛する師をはじめ、さまざまな出会いと探求が表れたかのようです! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの筆者が、モーツァルトの弦楽四重奏曲「春」を解説します。 簡単なまとめ 「ハ […]

【解説】ブラームス 弦楽六重奏曲第1番|若き情熱が宿る名作!

今回は、ドイツ名作曲家の一角、ブラームスの室内楽を紹介します。 弦楽六重奏曲第1番は、彼の作品の中でも特にのびのびとして聴きやすいです! その裏で、ブラームスは演奏難度の高い作曲家ですが…本曲はわりと平明で親しみやすく、演奏者としてもおすすめです! 筆者 六重奏の充実した響きを楽しみたいなら、ぜひおすすめです! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの筆者が、弦楽六重奏 […]

挑戦しがいのある弦楽四重奏曲22選!【演奏歴35年以上のおすすめ】

この記事では、やりがいがあっておすすめの弦楽四重奏曲を紹介します。有名な曲も多く、非常に聴き映えします!一方、技術・アンサンブル面ではけっこう難しいです。お互いに勝手の分かる人でやることをおすすめします!  筆者 ベテランの方は、これらの楽しい曲にじゃんじゃん取り組んではいかがでしょうか! ※初めてのチームにおすすめの曲(17選)はこちら 概要 やりがいのある室内楽曲(弦楽) […]

【解説】ハイドン 弦楽四重奏曲『ひばり』|羽ばたく旋律、自由の響き

今回は、ハイドンの中後期作品を紹介します。 「ひばり」の副題が付いているように、澄んだ青空を舞うような曲です。 この年は、ハイドンが強く自由を求め、それが少し叶った時期でもあります。まるで本人の願望が曲に現れたかのようです。 全体としても短く、気軽に聴ける・弾ける曲で、ひじょうにおすすめです!(1stは若干技術が要りますが…笑) この記事では、バイオリン歴35年以上・海外学生コンクール入賞歴ありの […]

弦楽四重奏の実力アップに!堅実に取り組める17曲

カルテットをやろう!となったときに、「最初の一曲」に向いた曲・向いていない曲があります。 端的に言うと、調性がシンプルな曲、お互いの役割が分かりやすい曲がおすすめです。 なぜなら、初結成だとお互いの音程感・バランス・リズム感などが分かっていないからです。(これはたとえ上級者の方同士でも、同じことが言えます) 「高い完成度を目指したい!」「上手なチームにしたい!」こういった目標の方は、この記事の曲か […]

【解説】メンデルスゾーン/弦楽五重奏曲第1番【親友を偲ぶ音の記憶】

今回は、メンデルスゾーンのひとつめの弦楽五重奏曲をご紹介します。 メンデルスゾーンだと、弦楽四重奏・八重奏は有名ですが、「弦楽五重奏曲なんてあったの!?」と思われる方もいるかもしれません。 その実、私も演奏するまで知りませんでした笑 彼の弦楽五重奏は2曲ありますが、ともに隠れた名曲です。 この第1番は彼が若いときに作られました。楽しさと穏やかさ、両方が楽しめる良い曲です。ただし、裏には「親友の死」 […]

【解説】ハイドン/弦楽四重奏曲『日の出』【晩年の輝きと創造の自由】

今回は、ハイドン晩年の弦楽四重奏曲「日の出」を紹介します。 「日の出」は、冒頭…朝霧のなかを、日が立ち昇るようなメロディーで有名です。 ↑古い録音のため聴きづらいかもしれません! 全体的には、優雅。そして少し余裕のある曲調。 明るくて、ちょっと温かい気分になりたいときにピッタリの曲です! この記事では、バイオリン歴35年以上・海外コンクール出場歴ありの筆者が、「日の出」のバックストーリーや魅力を解 […]

気軽に聴ける&弾ける!弦楽室内楽16選【前半プロにも◎】

この記事では、短い室内楽曲(弦楽)…1楽章につき数分、全曲でも20-30分以内の曲を紹介します。 室内楽というと、長くて敷居の高いイメージがありますが… 心躍るような軽快な曲や、ユーモアにとんだものも多いのです。 また、曲によっては、雰囲気を示す「副題」が付いて選びやすくなっています。 初めて聴く人は、これらの曲から聴いてみると楽しいと思います。 また、演奏者として短い曲を探している人にも参考にな […]